曲目解説：ベートーヴェン （1770～1827） 交響曲第5番 ハ短調 〈運命〉 作品67

ベートーヴェン自身が標題をつけた交響曲は第3番〈エロイカ＝英雄〉と第6番〈田園〉の2曲。〈運命〉というのは、ベートーヴェンが冒頭部①について「運命は、こう扉を叩く」と語った、と弟子のシンドラーが伝えたことに由来する俗称なのだが、これに関して、欧米と日本では扱いが正反対なことは良く知られている。

曲目解説：チャイコフスキー（1840～1893） 交響曲第4番 ヘ短調 作品36

チャイコフスキーの交響曲は〈4番〉以降の3曲の人気が高く、CD等でも〈4・5・6番〉を纏めて「3大交響曲」として売られていることが多い。これは演奏する側の事情と繋がっているわけで、〈3番〉より前の3曲を、〈4番〉以降と変わらないくらい積極的に振ろうという指揮者は激減してしまう。

曲目解説：ベルリオーズ （1803～1869） 《幻想交響曲》　作品14

現在、ベルリオーズの作品の中で最も良く知られている《幻想交響曲》だが、それは彼の作品の中では最も初期の部類に入る。1830年の春頃の完成だが、この時はまだ26歳という若さであった。完成後、同年の12月にパリにおいて初演が行われ、ベルリオーズは一夜にして話題の人・時の人となる。それは言うまでもなく《幻想交響曲》のセンセーショナルな成功の故であった。

曲目解説：ファリャ （1876～1946） バレエ音楽〈三角帽子〉

曲目解説：ストラヴィンスキー（1882～1971）バレエ 〈火の鳥〉 全曲版（1910年版）

曲目解説：R.シューマン （1810～1856） 交響曲第2番 ハ長調 作品61

曲目解説：ブラームス （1833～1897） 交響曲第3番 ヘ長調 作品90

曲目解説：ラフマニノフ （1873～1943） 交響曲第3番 作品44　

曲目解説：ラフマニノフ／交響曲第2番 作曲の経緯と初演

曲目解説：リヒャルト・シュトラウス （1864～1949） 交響詩 〈死と変容〉