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第25回 サマーコンサートのプログラムはオンラインでもご覧いただけます。

8月11日(日)、習志野文化ホールにて開催された「第25回サマーコンサート」のプログラム冊子に掲載された曲目解説は、オンラインでもご覧いただけます。

曲目解説

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短調という調性は、ベートーヴェン等の独墺系先進国の交響曲には少ないが、チャイコフスキーの〈5番〉と、ドヴォルザークの〈新世界〉という先例があるの で、スラヴ系交響曲の王道を選んだことになる。共に、循環主題で全4楽章を統一するというシンフォニックな構造にこだわったこの2曲が、〈運命〉のリズム 主題と、〈幻想〉のイデー・フィクスを両親とする第一世代とすれば、この〈2番〉は第二世代。〈1番〉で辛酸を舐めたラフマニノフが、交響曲作家としての 真価を問うべく、論理的構築性を徹底的に追究して仕上げた骨太の大作なのだが...

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モスクワ音楽院卒業後、モスクワを中心に活動していたラフマニノフだったが、ロシア帝国の首都でありモスクワと並ぶ音楽都市だったサンクト・ペテルブルクにも活動の場を広げることする。しかしそれは、ラフマニノフにとっては苦難の始まりとなった。

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この曲、スコアに掲載されたクラウセッティの怪奇趣味的な詩と、レスピーギが付けた音楽の間に大きな開きがあるので、そのあたりを念頭に、お読み頂きたい。

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1880年1月4日~5月15日(この稿の表記は、すべて旧暦)作曲。同年12月6日、モスクワでN.ルビンシテインの指揮によって初演。

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千葉フィルWebサイト - 月間アクセスランキング

2015年5月のランキング

※ このランキングは、個別の記事ページの月間アクセス数を集計したものです。4月のランキングについては、こちらをご覧ください。

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第1位

曲目解説:チャイコフスキー 交響曲第6番 《悲愴》 の楽曲解説

作者: 金子建志

この交響曲の中核をなす楽章で、[長大な序奏部+アレグロ主部+序奏部の再現+コーダ]のように見えるが、実際にはソナタ形式の原理、それも[第1主題=暗]と[第2主題=明]を対比させてドラマティックに展開していくベートーヴェンの〈運命〉に倣った構造になっている。

第2位

曲目解説:スメタナ 連作交響詩 《我が祖国》 の楽曲解説

作者: 金子建志

作曲はスメタナ50歳の1874年~79年。先にI~IIIの3曲が初演され、全6曲の初演は、1882年11月5日アドルフ・チェヒの指揮でおこなわれた。大成功だったが、耳の病いに冒されていたスメタナは、もはや聴くことは出来なかった。

第3位

曲目解説:プロコフィエフ ロメオとジュリエットの楽曲解説

作者: 金子建志

それだけ組曲版が音楽として上手く纏められているということなのだが、3つの組曲は、それぞれ独立しているので、今回は、物語としての流れに合わせて順番を組み替えることにした。

第4位

曲目解説:ラフマニノフ/交響曲第2番 作曲の経緯と初演

作者: 中田れな

第5位

曲目解説:チャイコフスキー(1840~1893) 交響曲第4番 ヘ短調 作品36

作者: 金子建志

第6位

曲目解説: グスタフ・マーラー(1860~1911)交響曲第9番

作者: 中田麗奈

第7位

曲目解説: アントン・ブルックナー (1824~1896) 交響曲第7番 ホ長調

作者: 金子建志

第8位

曲目解説:ラヴェル (1875~1937) 管弦楽のための舞踏詩〈ラ・ヴァルス〉

作者: 金子建志

第9位

曲目解説:ブラームス (1833~1897) 交響曲第3番 ヘ長調 作品90

作者: 中田麗奈

第10位

曲目解説:ベルリオーズ (1803~1869) 《幻想交響曲》 作品14

作者: 中田麗奈

 

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千葉フィルをもっと知ろう

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千葉フィルハーモニー管弦楽団は、千葉県を中心に活動するアマチュアオーケストラです。音楽監督兼常任指揮者に金子建志を迎え、ベートーヴェンからチャイコフスキー、ショスタコーヴィチなど、幅広い選曲でパワフルな演奏を行っています。特に、金子氏の研究に裏打ちされたマーラーやブルックナーの演奏につい ては、アマチュアオーケストラファン以外からも高い注目を集めています。毎年2回開催する演奏会を、初心を忘れない真剣勝負で臨んでいます。

 

常任指揮者について

千葉フィルハーモニー管弦楽団の音楽の方向性を特徴づけているのが、音楽監督兼常任指揮者の金子建志氏です。「こだわり派のための名曲徹底分析」などで垣間見ることのできる楽曲分析の成果が、演奏にも反映されています。

金子 建志 - 略歴
東京芸大楽理科卒、柴田南雄氏、高階正光氏に師事。静岡・常葉短大教授(指揮法・音楽史)、武蔵野音楽大学非常勤講師などを歴任し、古典派~近現代の交響曲・管弦楽曲の研究と、その実践としての指揮活動に臨んでいる。千葉フィルハーモニー管弦楽団、アンサンブル「花火」の常任指揮者。市川交響楽団、19世紀オーケストラ、京都フィロムジカ管弦楽団、狛江フィルハーモニー管弦楽団、日本大学管弦楽団等の指揮を歴任。現在は武蔵野音楽大学、東京理科大学の非常勤講師を務める。レパートリーは、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェンから近現代まで幅広いが、特に、ブルックナーとマーラーは、ファンから高い評価を得ている。

詳しくはこちら...

千葉フィル設立秘話

千葉フィルハーモニー管弦楽団は、県立千葉高・県立船橋高・千葉女子高のオーケストラ部のOB・OGを中心に結成され、現在では、設立母体にかかわらず、さまざまな団員が集まって演奏しています。

そんな千葉フィルの設立秘話を、1997年から3年にわたって連載された記事「干葉フィル史」でお読みいただけます。

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千葉フィルの情報は...

千葉フィルハーモニー管弦楽団の活動に関する最新情報は、TwitterやFacebookなどでも紹介しています。

過去の演奏会

千葉フィルハーモニー管弦楽団の魅力のひとつは、ときに無謀とも思える難曲にアマチュアオーケストラとして果敢に挑むところでしょう。第1回演奏会のチャイコフスキー「デンマーク国家祝典序曲」の日本初演に始まり、マーラーの3番、5番、6番、7番、9番、そして10番全曲(クックによる全曲版・金子建志校訂)などの大曲に取り組み、多くの感動をもたらしてきました。

千葉フィルを聴こう!

千葉フィルの演奏会に出かけませんか?千葉フィルハーモニー管弦楽団では、毎年1~2月と7〜8月に演奏会を開催しています。いつも全力で音楽を表現する千葉フィルの音楽をぜひお聴きください。

第74回演奏会

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日程:2026年2月15日(日) 14:00開演(13:15開場)
会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
入場料:1,000円(全席自由)
※ オンラインチケット発券サービス「teket」で販売予定
指揮:長田 雅人
演目:

  • R.コルサコフ/序曲「ロシアの復活祭」
  • ストラヴィンスキー/組曲「火の鳥」(1945年版)
  • チャイコフスキー/交響曲第3番ニ長調「ポーランド」

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